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2007年5月21日

立命大教職員、一時金削減で訴訟準備会設立

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007051900025&genre=D1&area=K10

 学校法人立命館(京都市中京区)が教職員の一時金を一部削減した問題で、立命館大の教職員が18日、削減された一時金の支払いを求めて訴訟を起こすための準備会を設立した。

 現在の会員は大学の教員や元教員125人で、訴訟の際は300人規模の原告団を目指して、教職員に参加を呼び掛けるという。代表世話人に就いた木田融男・産業社会学部教授は「一時金を削減する一方で、元理事長や元総長の退任慰労金はお手盛りで倍増させ、多くの教職員が憤っている」と語った。

一時金カット不当、立命館教員提訴へ 120人で訴訟準備会

■大阪読売新聞(2007/05/19)

 学校法人「立命館」(京都市中京区)が2005年12月から、財政基盤強化を理由に、立命館大などの全教職員約2000人のボーナス(6・1か月と10万円)を1か月分カットしているのは不当だとして、教授ら約120人が2年間のカット額の支払いを求める訴訟を京都地裁に起こすことを決め、18日、訴訟準備会を結成した。カット総額は約14億円で、請求額は現在、集計している。
 理事会は今年3月、理事長と総長の退任慰労金を倍増、規定によると、前理事長に1億2000万円、前総長に4000万円を支払ったという。準備会は「痛みを教職員に押しつける一方で理事会はお手盛りをしている」と批判。立命館は「詳細がわからないのでコメントできない」としている。


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