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2007年6月 4日

国立大学改革、競争原理だけでは公平さを欠く

http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200706010072.html

 教職員数など規模によって大枠が決まっている運営費交付金や、横並びになっている授業料の見直しなど国立大学への改革圧力が、財務省や政府の経済財政諮問会議の民間議員などから強まっている。
 財務省は、従来の配分方法に競争原理を加味した運営費交付金の試算を財政制度等審議会(財務相の諮問機関)に提示した。授業料については大学や学部の独自の教育内容、経費に応じて格差をつけられるようにする方向で検討に入った。
 交付金の配分で研究成果などの実績を重視し、授業料収入で教育コストを賄おうというもので、共通の狙いは大学への競争主義、成果主義の導入だ。 ……

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