2007年6月 4日
北陸大学、「田村光彰教授とライヒェルト・ルート教授の解雇撤回訴訟を支援する会」 不当解雇差し止めを訴える
■「北陸大学 田村光彰教授とライヒェルト・ルート教授の解雇撤回訴訟を支援する会」
「北陸大学 田村光彰教授とライヒェルト・ルート教授の解雇撤回訴訟を支援する会」が発足しました。支援会員募集
不当解雇差し止めを訴える北陸大学は、平成19年3月31日に田村光彰教授とライヒェルト・ルート教授を解雇しました。解雇理由は「担当する科目がない」から、と称しています。しかし、実態は、解雇するために、作為して担当科目をなくしたのです。
何のために解雇?
経済的理由ではありません。北陸大学の経営状態は安定しています。
本当に科目がないから?
両教授はドイツ語を担当していました。ドイツ語には多くの受講生がいました。しかし、法人理事会は独断的な理由をつけてドイツ語をなくしました。
それじゃ、やはり担当科目がないのでは?
そんなことはありません。北陸大学では、多くの教員がいろいろな科目を担当しています。その中には両教授の担当できる科目も含まれています。実際、両教授はドイツ語以外も担当していました。北陸大学だけではありません。現在では、専門は「越境」し、多くの大学で教員の専門領域が拡がっています。
したがって、「担当科目がない」ことを理由とする解雇は不当解雇以外の何ものでもありません。この春、薬学部教員に対する不当労働行為に関して、石川県労働委員会から全面救済命令が出ました。若者を教育する大学で、このような不当労働行為、不当解雇は、法的にも道義的にも絶対に許されません!
「支援する会」会員募集:支援の輪を拡げよう!私たちは「北陸大学田村光彰教授とライヒェルト・ルート教授の解雇撤回訴訟を支援する会」を立ち上げました。法人理事会の横暴を圧倒する多くの支援会員(氏名公開または非公開)と訴訟維持のためのご寄付を募っています。皆さんのご理解と暖かい支援をお願いします。
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多くの方のご支援をお願いします。
入会・カンパ,その他,本会への連絡は下記にお願いします。
pm@tars.sakura.ne.jp(pm@の部分は半角文字で手入力して下さい。)