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2007年8月10日

湘南工科大学、譴責処分事件が組合に有利な和解で解決 一連の事件が21年3ヶ月で法的に解決

湘南工科大学事件
 ∟●湘南工科大学の解雇撤回闘争を支援する会、ニュースレター (9)

7月2日 譴責処分事件が和解で解決

 7月2日(月)開催された神奈川県労働委員会第5回審問で、「譴責処分事件」は大学側の大幅な譲歩により「協定書」を締結して和解で解決しました。内容は昨年の神奈川県労働委員会「あっせん案」よりもずっと組合にとって有利なものです。(「協定書」は裏面 ) 一連の事件は教授会昇任推薦決議から21年3ヶ月、地労委申立からでも16年と1日で、法的には解決したことになります。これまでの御支援ありがとうございました。

神奈川県労働委員会第5回審問
  
 7月2日(月)の第5回審問では、当初河口・菊地証人の主尋問の予定でしたが、大学側の要求で「和解」の話合いが先行しました。「和解」での解決について6月下旬から双方の代理人弁護士間で連絡がありましたが、この日に和解が成立するかどうかは疑問視されていました。そのため組合側はまず審問を進め、その後の時間に和解協議をするよう求めました。大学側の強い要望で和解協議(労働委員会委員が双方からそれぞれ別個に意向を聞く形)は約1時間で終わりました。……


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