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2007年8月31日

アカハラ訴訟、教授の控訴棄却 高松高裁

■朝日新聞(2007/08/29)

 愛媛大学の教授がアカデミック・ハラスメント(教員の地位を利用した嫌がらせ)を理由に大学から受けた懲戒処分の無効確認などを求めた訴訟の控訴審判決が28日、高松高裁であった。矢延正平裁判長は、一審の松山地裁判決を支持し、教授の控訴を棄却した。
 大学は05年、教授が研究室の大学院生に研究課題を強要したなどとして停職3カ月の処分にし、教授はこれを不服として提訴。松山地裁は今年2月、「処分は社会通念上、著しく妥当を欠くとはいえない」として教授の請求を棄却していた。

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