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2007年12月 7日

教育再生会議の動向について-11月20日に大学・大学院改革について審議-

■高等教育政策情報、第16号 2007/11/30

教育再生会議の動向について
~11月20日に大学・大学院改革について審議~

(高等教育企画課高等教育政策室)

 11月20日の教育再生会議では、大学入試制度、大学・大学院教育の在り方、大学・大学院における教育評価と資源配分について議論が行われました。
 大学入試制度については、大学入試センター試験や高校卒業程度認定試験の改革等が取り上げられ、「入試については慎重な扱いが必要。」などの意見が出されました。
 大学・大学院教育の在り方については、学部の意思決定や学部において修得すべき内容などが取り上げられ、「学部長は学長が選べるようにすべき。」、「各大学に基礎的能力の養成が必要だと認知してもらうようにできないか。」などの意見が出されました。
 大学・大学院における教育評価と資源配分については、国立大学法人運営費交付金の配分などについて議論が行われ、「改革に努力している大学、地域の教育に努力している大学を評価すべき。きちんとしたルールを作り、傾斜配分していくべき。」、「評価に基づいて効率的に配分するのは当然であるが、そもそも先進国と比べて公費投入の絶対額が低いという委員が多い。」などの意見が出されました。 引き続き、年内にとりまとめられる予定の第三次報告に向けて議論が続けられる見通しです。

配布資料、議事概要は、教育再生会議ホームページで公開されています。
【参考:教育再生会議11月20日合同分科会】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/goudoubunka/dai4/4gijisidai.html


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