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2008年1月17日

横浜市立大学、学長 任期2年残して他大学に転出? ついでに管理職を任命 大学自治破壊も極限状態

大学改革日誌
 ∟●最新日誌(1月16日(3))

1月16日(3) 他大学に転出することを決めた学長(Dr. Bruce Stronach has agreed to join the Temple family)が、任命した管理職人事(ほとんどが留任)が、発表されたようだ(「Pdf版、学内周知版」・・われわれ一般教員はそれを受け取らず、知らない)。

こんなことは許されるだろうか?
現在のシステムでは、新学長が学部長・研究科長等を選任するというシステムのようであるが・・・、

任命された人々は、学長がテンプル大学に移ることは知っていたのか?(知っていて任命を受け入れたのか?)
知っていて任命を受け入れたとすれば、なんということか?
大学の人事における自治・自立は、いったいどうなるのか?

彼らは、知らなかったのか?
もし学長が転出を知らせないで、したがって学部長等の管理職に転出を知らせないで、次期管理職に任命したとすれば、いったいどういう神経か?
無責任の極限といえないか?

「元学長」、外国の大学の学長に任命されることは、筋違いではないか?
大学自治破壊も極限状態ではないか?

市長に任命された法人経営者の人びとは、それで良しとしたのか?
独立行政法人としての独立性は?

大学の自治をいったいどのように考えているのか?
大学の構成員、教職員や学生が、どのように考えようとも、いいということか。

「大学の自主的判断」は、大学自治の根幹を成すものとして、重要だと思われるが、そうではないのか?

市長の責任は?

今後の展開によれば、まさにそこが問題となるであろう。・・・・

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