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2008年1月18日

横浜市大、ストロナク学長辞任へ 「自分にとってもあなたがたにとってもtoughな3年間だった」

ブルース・ストロナク学長 辞任表明コメント
大学改革日誌-最新日誌(1月17日)「自分にとってもあなたがたにとってもtoughな3年間だった」

カナロコより

ストロナク学長辞任へ/横浜市大

 横浜市大は十七日、ブルース・ストロナク学長が任期途中の三月三十一日で学長を辞任することを発表した。同氏は四月一日、テンプル大日本校(東京都港区)の学長に就任する。横浜市大の新学長は二月中に決まる見通し。

 国際関係学の権威として知られるストロナク氏は二〇〇五年四月、公立大初の外国人学長として横浜市大学長に就任。任期は一〇年三月末までだった。

 任期の途中の辞任について同氏は「任期を終える前に市大を去ることを大変申し訳なく思う。共通教養カリキュラムの実践、国際人を育成する教育環境を整えたことなど私なりに一つの成果を上げることはできた」とする談話を発表した。

 新学長は二月中に、学長選考会議の選考を経て決まる見通し。二月八日から二月十四日までに候補者の推薦を受け付け、二月二十日(予定)に候補者の所信表明が行われ、その後、最終選考で決定するという。

 横浜市大の経営審議会と教育研究審議会が外部を含め、それぞれ二人以内の学長候補者を推薦できる。また、市大の教授、准教授の十五人以上の連名により、候補者を推薦することもできる。


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