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2008年2月19日

北陸大学不当解雇事件、地位確認訴訟初弁論

http://www.hab.co.jp/headline/news0000000743.html

金沢市の北陸大学教授の地位確認訴訟初弁論

北陸大学の教授2人が、担当する講義がなくなったのを理由に不当に解雇されたとして、大学側に処分の無効を訴えた裁判の第1回口頭弁論が金沢地方裁判所で開かれました。訴えているのは、北陸大学薬学部の田村光彰教授ら2人です。田村教授らは去年3月、科目の再編で担当講義の「ドイツ語」がなくなったのを理由に大学側から解雇されました。その後、裁判所が2人の地位保全を認めたにも関わらず、大学が解雇を撤回しないとして、解雇処分の無効確認を求めています。金沢地裁で開かれた第1回口頭弁論で原告の教授側は、「担当の講義をドイツ語に限定する旨の勤務条件はなく、担当科目の変更措置も十分可能だった」として解雇の無効を改めて主張しました。これに対し大学側は、「人員整理を目的とした合理的な解雇で、雇用契約はすでに終了している」として請求の棄却を求めています。


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