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2008年3月17日

ノースアジア大、掲示物はがし退学処分

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080316081.html

 ノースアジア大(秋田市、小泉健学長)が構内の学生向け掲示板の文書1枚をはがしたとして、法学部の2年生1人を退学、2人を無期停学の処分にしていたことが16日、分かった。

 大学は「反省すれば復学できる条件付きで、処分は適切だった」としているが、関係者からは「掲示物をはがすのは悪いが、世間一般から見れば重すぎる」との声も出ている。

 大学によると、昨年11月中旬の夕方、3人のうち1人が文書をはがし、ほかの2人は見張り役として近くにいた。文書は、学長の「気分次第で人事が決まる」などという職員の話を紹介した「週刊新潮」の記事の内容が正しいものではなく、出版社を提訴しているなどと学生に伝える内容。

 大学は、掲示物がはがされる被害が相次いだため設置していた防犯ビデオから学生を特定。昨年12月の教授会で処分を決定した。理由について「計画的に行い、悪質なため」などと説明している。3人が所属していたバスケットボール部も活動を一時禁止とし、部の顧問と学外コーチも責任を取って辞任した。

 処分を受けた学生は「文書が長かったので全部読みたかった」と話したという。現在、停学処分の1人は1月中旬に復学したが、1人は自主的に退学。退学処分を受けた学生は4月の復学に向けて準備中だという。


[同ニュース]
ノースアジア大:週刊新潮への反論文はがした学生3人処分
掲示物はがし学生退学処分 秋田市のノースアジア大

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