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2008年06月06日

あった!「立命大・転籍マニュアル」

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080605058.html

 立命館大(京都市)が、今春新設した生命科学部の入学者が定員を超過したため他学部への転籍を募集した問題で、大学側が1999年、補助金が不交付になることを懸念し、転籍のマニュアル文書を作っていたことが5日、分かった。

 立命館大は「転籍実施が遅れて授業が受けられなくなるなど、学生の不利益を回避するため作成した」と説明しているが、補助金不交付を避ける目的だったことがあらためて裏付けられた。

 転籍募集は他学部でも、93~99年に計4回実施している。

 文書には、転籍実施は「超過率が1・47倍を超え、補助金が受けられなくなる場合」などと明記。定員を上回ると「ただちに転籍の募集を行う」と定めている。

 文部科学省は4日、転籍募集は「私学助成で不利にならないことが目的だったと考えられる」と大学側に伝え、補助金の減額が決まった。


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