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2008年06月27日

横浜市大嶋田教授の嫌がらせ、女性医師が市大に再調査申し入れ

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijun0806557/

 博士号取得に絡む謝礼金受領が問題になっている横浜市大前医学部長の嶋田紘教授(64)から嫌がらせを受けたとして、松本千鶴医師(33)が同大ハラスメント防止委員会に申し立てた問題で、同医師は二十五日、調査結果を不服として再調査を申し入れた。代理人が会見で明らかにした。

 代理人によると、松本医師は防止委に七件の調査を申し立てたが、研究用データ入りのパソコンを取り上げられた件が認められなかったことを不服としている。本多常高同大理事長と防止委、中田宏市長あてに申し入れ書を提出。文部科学省には郵送で徹底調査を促す内容の依頼書を出したという。

 松本医師は文書で「正確な調査が行われていない」「処分が軽すぎる」などと主張している。再調査について同大は「防止委で対応を検討することになると考えている」とコメントを出した。

 防止委は先月末、セクハラ(性的嫌がらせ)など二件の嫌がらせ行為を認定。これを受け同大は今月六日、同教授を学長文書厳重注意処分にした。


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