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2008年07月23日

立命館と初芝学園との連携協定、「めでたく」締結 似たもの法人同志が意気投合

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008072200202&genre=F1&area=K00

初芝高・堺中に進学コース設置 立命館が連携協定

 学校法人立命館(京都市中京区)と大阪初芝学園(堺市)は22日、2009年度から、同学園が運営する初芝高と初芝堺中にそれぞれ立命館大・立命館アジア太平洋大(APU)への進学コースを設け、名称を「初芝立命館高」、「初芝立命館中」とする連携協定を結んだ。…

 初芝学園については,ウィキペディア(Wikipedia)
 また,大阪労働局が学園を職業安定法違反で是正指導していた新聞記事は以下。

うどん店社員 出向で学校教員 大阪初芝学園に是正指導/労働局

読売(東京朝刊)2008.02.21

 「学校法人「大阪初芝学園」(本部・堺市)で、前理事長が社長を務めていたうどん店などの外食チェーン「グルメ杵屋」(本社・大阪市)の社員を教員として出向させており、この雇用形態が、出向を名目とした違法な人材派遣にあたるとして、大阪労働局が学園と同社を職業安定法違反で是正指導していたことがわかった。学園と同社は「対応を検討したい」としている。

 学園と同社によると、新採用の教員は学園が常勤講師として1年間雇用。2年目にグルメ杵屋の正社員となり、学園に出向する形で5年間教員を務める。7年目以降は、出向期間を更新して学園での勤務を続けるか、自主退職かのどちらかとなっている。同社に戻って働くことはないという。

 同社の椋本彦之前社長が学園理事長を兼務していた2000年度から始め、07年度現在、出向教員は96人おり、全教員の4分の1を占める。給与はいずれも学園が払っているという。

 厚生労働省などによると、出向はグループ会社内や研修目的などの場合に認められる。学園と同社には資本関係はなく、出向を終えて同社に戻った例はないことから、同労働局は実態は労働者供給事業にあたると判断したとみられる。

 学園は「少子化で、学園が経営難となった場合でも、グルメ杵屋の社員なら雇用の場が保障される」と説明している。

 同学園は1937年5月設立。初芝高校(堺市)など大阪、和歌山で八つの小、中、高校、幼稚園を経営している。」

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