研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2008年09月16日

全国の刑務所、9割の業務で「偽装請負」

http://www.jil.go.jp:80/kokunai/mm/gyousei/20080912a.htm

9割の業務で「偽装請負」/全国の刑務所など

 刑務所など全国72の刑事施設が2007年度に民間会社に請け負わせた計510の業務のうち、施設側が請負会社の従業員を直接指揮したり、勤務時間を決めたりしていたケースが9割以上の469業務であったことが法務省の調査で10日、分かった。

 雇用していない請負会社従業員を直接、労務管理することは労働者派遣法が禁じる「偽装請負」に当たり、法務省は改善を指導した。

 法務省によると、経費削減のため経理部門の仕事や刑務所の外の巡回などを民間に請け負わせた07年度の510業務のうち、施設の職員が従業員を直接指揮していた例が241、勤務時間を決めていた例が434、請負会社の管理者が週に数回しか施設を訪れない例が124あった。

 法務省は、神戸刑務所(兵庫県明石市)が請負会社の従業員の労務管理をしていたとして兵庫労働局から昨年12月に是正指導されたことをきっかけに、全国の施設を一斉調査していた。


|