2008年09月17日
大学生への奨学金、延滞増える 生ぬるい回収策(下)督促怠り時効成立--昨年度は5件
■http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000018-maiall-soci
長い間督促を怠ったため、時効で回収不能となる例も表面化している。機構が延滞者に奨学金返還を求めた訴訟で、延滞者が「返済期限から10年たち時効が成立しているので、返す必要がない」と主張し、機構が回収をあきらめるケースだ。
機構によると、昨年度は5件の裁判で時効成立が認定された。兵庫県の男性に、奨学金と延滞金計約320万円の返還を求めた訴訟では、返還期日から10年以上過ぎた分の債権の時効成立を認めざるを得ず、請求額を150万円減らし、約170万円の返済で和解した。…
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