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2008年11月27日

道内私大、損失なし 金融資産の運用 元本保証商品で

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/131279.html

 駒沢大(東京)など私立大の資産運用が金融危機の影響を受けている問題で、運営する学校法人が道内にある私立大学二十六校(一部短大を除く)のうち、既に二十億円の含み損が明らかになった札幌大を含め三大学で含み損が発生したことが二十五日、北海道新聞の調べで分かった。ただ、いずれも元本保証の預金や金融商品で運用しており、実質的損失はないという。

 「含み損がある」としたのは札幌大のほか北星学園大(札幌市厚別区)と道武蔵女子短大(同北区)。北星学園大は「算定中だが約百億円の運用資産のうち数億円程度」(財務部)、約十二億円を運用する道武蔵女子短大は「二百万-三百万円」(総務課)だった。

 三大学とも金融市場の混乱と急激な円高の影響により、債券に利率などの特別な条件を付けた金融商品(仕組み債)などで含み損を抱えたが、取引する金融機関とは元本保証で契約しており、満期まで保有すれば損失はないとしている。


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