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2008年12月08日

上智大元教授、解雇は無効 「兼業禁止」に違反せず

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081205/trl0812052215004-n1.htm

 上智大外国語学部英語学科の元女性教授が、無許可で兼業したとする解雇処分は不当とし、地位確認などを求めた訴訟の判決で東京地裁は5日、解雇を無効と認め、上智大に慰謝料50万円の支払いなどを命じた。

 三浦隆志裁判官は「授業などに格別の支障がない程度の兼業については、就業規則に違反しない。大学のホームページの教員紹介欄にも兼業について記載されるなど、原告が大学に認められていたと考えても無理はない」と指摘した。

 元教授は同時通訳者として活躍。NHKの英会話テレビ番組の講師をしたこともあり「全面的に主張が認められた。判決が確定すれば、早期に大学へ戻りたい」と話している。

 上智大は「判決は、大学という教育現場に起きていることを十分理解していない。今後の対応を慎重に検討する」としている。


[同ニュース]
上智大元教授、解雇は無効 兼業禁止に違反せずと東京地裁

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