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2008年12月09日

私大を直撃する金融危機! 駒澤大の154億円運用損は氷山の一角か

http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/1edfd1dd5f66441638de38ea6fc81e31/

世界的な金融危機の大波が日本の大学を直撃した。

 中堅私大の一つである駒澤大学では「金利スワップ」「通貨スワップ」というデリバティブ取引を解約し、約154億円もの巨額損失が発生。中途解約の手数料などを支払うため、キャンパスの建物や土地を担保にみずほ銀行から約110億円の融資を受ける事態に陥った。

 外資系金融機関2社と今回のデリバティブ取引を契約したのは2007年度で、契約金額は約100億円。08年3月末時点でも約53億円の含み損を抱えていたが、急速に円高が進んだことなどで含み損が拡大。「これ以上損失が増えないよう解約に踏み切った」(同大学総務部)。今後、外部有識者を集めた調査委員会で、投資の経緯を明らかにしていく。……


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