研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2009年02月23日

立命館への市岐阜商移管問題、生徒への説明会 「市長はひきょうだ」「存続を求める18万人の署名をどう受け止めているのか」

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090220/lcl0902202104010-n1.htm

 岐阜市が市立岐阜商業高校を廃止して学校法人立命館(京都市)への運営移管を進めている問題で、細江茂光市長(60)は20日、同校で生徒に説明会を開いた。生徒からは移管反対の声が上がり、質問に立った男子生徒が「市長はひきょうだ」と発言する一幕もあった。……

岐阜市長、生徒に初の直接説明 市岐阜商高問題

 岐阜市立岐阜商業高校を廃止して立命館を誘致する問題で、誘致を推進する細江茂光市長は20日、同高を訪れ、立命館からの提案について在校生らに説明した。細江市長が生徒に直接説明するのは初めて。提案から2年以上経過していることから、生徒らは「なぜもっと早く説明してくれなかったのか」などと不満を口にした。

 1、2年生約320人が出席。細江市長は、少子化などを踏まえ「市教委は市岐商の廃止方針を決めている。立命館に引き継ぐことで、市岐商の伝統や歴史は残る」と説明した。

 生徒からは「市岐商の存続を求める18万人の署名をどう受け止めているのか」「市岐商の名前がなくなってしまう」などと質問や批判が相次いだ。

 細江市長は「母校がなくなる寂しさは分かるが、時代に合わせて変わっていく必要がある。市岐商を新しい形に変え、未来のために素晴らしい財産を残そう」と理解を求めた。

 立命館は岐阜市に対し2007(平成19)年2月、同高の移管による1400人以上の中高一貫校設置を提案した。08年12月には、同高の卒業生らが母校の存続を求める18万人超の署名を集め、市教委に提案している。


[同ニュース]
立命館の提案説明 市岐阜商移管問題市長、生徒と対話
市岐阜商移管問題:早期移管、同窓生有志が市長に要望 /岐阜

|