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2009年02月23日

立命館への市岐阜商移管問題、卒業生・生徒保護者への説明会 「立命館は金持ちのための学校。この時代だからこそ、公立学校を残すべき」

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090222/200902220850_7198.shtml

 岐阜市立岐阜商業高校を廃止して立命館を誘致する問題で、細江茂光市長は21日、立命館からの提案について、市岐阜商高の卒業生や生徒保護者を対象にした説明会を市役所で開いた。

 生徒も含め市岐阜商高関係者への市長による説明会は4回目で、約100人が参加した。

 細江市長は、市教育委員会が市岐阜商高の廃止方針を示したことを踏まえ「立命館への移管により市岐商の伝統や歴史を残せる」と説明。「市岐商は市の大切な財産だが、市の活性化のために生かしていくことが重要。市の将来も考え、総合的に判断を」と誘致政策への理解を求めた。

 参加者からは「(他の学校が)市岐商を引き継ぐことはできない」と存続を求める意見や、立命館が学費を年間80万円程度としていることについて「立命館は金持ちのための学校。(市民の暮らしが厳しい)この時代だからこそ、公立学校を残すべき」などと反発の声が上がった。


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