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2009年03月31日

横浜市大でまた寄付金の不正処理 別の教員らで1300万円

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/156038.html

 横浜市立大付属市民総合医療センターの杉山貢前病院長(67)が企業などからの奨学寄付金を不適切に処理していた問題で同大は30日、ほかの教員や事務部門も計約1300万円を業者への預け金として処理していたと発表した。私的流用はないが、同大は関与した教職員らを近く処分する。

 同大によると、奨学金は年度末までの使用が課せられている。このため、少なくとも教授3人、准教授3人の計6人と、大学の事務部門が、余った奨学金の返還を免れようと、大半を業者に架空発注する形で会計処理し、実際は事務用品の購入などに使っていた。

 また、杉山前病院長の預け金の総額が約3900万円に上ることも新たに判明。うち約2000万円が既に使われていた。杉山前病院長は私的流用を否定しているが、購入したとされる事務用品などが確認できないことから、同大は返還を求め、告訴も検討している。


[同ニュース]
横浜市大医療センター、「預け金」新たに1270万円発覚

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