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2009年03月02日

処分は不当、提訴へ 旭教大の諭旨解雇3准教授

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/150104.html

 学生に対するアカデミック・ハラスメント(大学の上下関係による嫌がらせ)があったとして、道教大が旭川校の准教授三人の諭旨解雇処分を決めた問題で、三人は二十八日、処分を不服として大学側が求めた辞職届を提出せず、三月中にも地位確認を求める訴訟を札幌地裁に起こすことを決めた。

 大学側は三月二日までに辞職届が出ない場合は懲戒免職にする方針。三人はすでに同地裁に地位保全の仮処分を申し立てている。

 二十日の記者会見で、大学側は准教授三人が自分の研究に利用するため学生に過重な作業を課したとした。これに対し、三人の顧問弁護士は二十八日、「学生が自主ゼミの中で先生からアドバイスを受けていた形で、教員が研究を強制した事実はない。処分の理由とされた人権侵害はなく、不当性を訴えて争う」と述べた。


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