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2009年03月18日

東京大、短時間勤務職員の5年雇用限度撤廃を 3・17緊急学内集会を開催

東職
 ∟●5年雇用限度の撤廃を求める緊急学内集会を行いました

短時間勤務職員の5年雇用限度撤廃を!
3・17緊急学内集会を開催しました。

 3月17日(火)昼休み、本部庁舎・第二本部棟前広場において、短時間勤務職員の5年雇用限度の撤廃を求める「3.17緊急学内集会」が、東職ほか2008年度・2009年度本郷・駒場地区の過半数代表有志による共催で開催されました。

 緊急に提起された集会にもかかわらず、本郷や駒場など組合内外から100名近い参加があり、短時間勤務職員の雇用限度撤廃が、幅広く支持され、注目を集めていることを学内外に示した集会となりました。

 集会は東職書記次長の司会で進行。2009年度の本郷地区過半数代表者によるメッセージで始まり、東職執行委員長、2008年度・2009年度の駒場地区過半数代表者からも、それぞれ雇用限度撤廃に向けた取り組みの紹介や問題点の指摘などが報告されました。
 つづけて、2008年度の過半数代表者からの雇用限度を巡る現状と問題に関する詳しいメッセージが代読されたあと、当事者である5年限度のある短時間勤務職員3名から、現場における切実な訴えがありました。そして、同じように非常勤職員の5年雇用限度撤廃に向けて活発に運動している京都大学職員組合からの連帯のメッセージが読み上げられました。

 最後に、本部庁舎に向けて「短時間勤務職員の5年雇用限度を撤廃せよ!」などのシュプレヒコールをあげて、閉会となりました。
 参加された皆さまには、心より感謝いたします。

 東職では、この集会をさらなる契機として、第2回の団体交渉などの活動に取り組み、雇用限度撤廃を目指していきます。

東大、非常勤の年限撤廃を 教職員らが集会

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009031700599

 東京大学で非常勤職員の一部が4月から「雇い止め」となることに反対して、教職員ら約80人が17日、東京都文京区の本郷キャンパスで集会を開き、雇用年限を5年と定めた規定の撤廃を訴えた。
 理学部で会計事務を担当する女性職員(42)は「仕事を一通り覚えるのに1年かかったが、残りは1年半」と残念がる。集会では「誰でも代わりがきく仕事をしているわけではない」とあいさつした。別の女性職員は「一生懸命働いても5年で切られるなら、やる気がそがれることになる」と強調した。
 東大は2004年度の国立大学法人移行を機に、新規の非常勤職員について1年の雇用契約の更新を4回までとする就業規則を導入。年限を迎える4月以降、非常勤職員約3300人のうち約2200人が順次、失職するという。


短時間勤務職員の雇用限度問題について

東京大学 短時間勤務職員(非常勤職員)の雇止め規定の撤廃を!

2009年度・2008年度本郷・駒場の過半数代表と共催で対外的なアピールを行うための緊急学内集会を開催することになりました。
日時は、教育研究評議会・経営協議会が午後に開催される3月17日(火)の昼休み時間といたします。
是非ご参加下さい。

名称:
「短時間勤務職員の5年雇用限度の撤廃を!」3.17緊急学内集会
スローガン:
 ・短時間勤務職員の5年雇用限度を撤廃せよ!
 ・東京大学は短時間勤務職員や現場の声に応えろ!
日時:3月17日(火)12:10~12:40(30分間)
場所:本部庁舎・第二本部棟前広場

東京大学職員組合
2009年度本郷・駒場過半数代表
2008年度本郷・駒場過半数代表 共催


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