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2009年04月03日

国立大学法人、中期目標の業務実績に関する評価結果

国立大学法人評価委員会総会(第27回)
 ∟●国立大学法人・大学共同利用機関法人の中期目標期間に係る業務の実績に関する評価結果の概要(案)
 ∟●国立大学法人・大学共同利用機関法人の中期目標期間に係る業務の実績に関する評価について(案)
 ∟●国立大学法人・大学共同利用機関法人の改革推進状況

国立大学法人・大学共同利用機関法人の中期目標期間の
業務の実績に関する評価結果の概要

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Ⅱ 評価結果の概要

1 全体の状況

○ 平成16年度の国立大学等の法人化を契機に、学長・機構長のリーダーシップの下で法人化のメリットを活かした改革に積極的に取り組みつつ、教育研究の質の向上に努めてきており、一部の法人において中期目標の達成状況が不十分である項目があるものの、基本的には中期目標の達成状況は良好又はおおむね良好である。

○ 教育、研究、共同利用等及び社会との連携、国際交流等に関する目標については、ほとんどの法人において中期目標の達成状況が良好又はおおむね良好となっており、達成状況が非常に優れている法人も見られた。

○ 学部・研究科等の教育及び研究に係る現況分析結果については、ほとんどの組織において、教育・研究の水準が期待される水準を上回る又は期待される水準にあるとなっており、期待される水準を大きく上回る組織も見られた。質の向上度についても、ほとんどの組織において、大きく改善、向上している又は高い質(水準)を維持している若しくは相応に改善、向上しているとなっている。

○ 業務運営の改善及び効率化に関する目標については、基本的には中期目標の達成状況は良好又はおおむね良好であり、一部の法人において達成状況が不十分であるものの、教職員の新たな人事評価制度を構築し評価結果を給与等の処遇に反映させるなど、達成状況が非常に優れている法人も見られた。

○ 財務内容の改善に関する目標については、基本的には中期目標の達成状況は良好又はおおむね良好であり、一部の法人において達成状況が不十分であるものの、先進的に財務分析を行いその結果を法人運営の改善に活用するなど、達成状況が非常に優れている法人も見られた。

○ 自己点検・評価及び情報提供に関する目標及びその他業務運営(施設設備の整備・活用、安全管理等)に関する目標に関しては、基本的には中期目標の達成状況は良好又はおおむね良好であり、一部の法人において達成状況が不十分であるものの、IT を活用して中期計画・年度計画の進捗状況管理や評価作業の効率化を先進的に実施する、省エネルギー対策や環境に配慮した先進的な取組を積極的に推進するなど、達成状況が非常に優れている法人も見られた。

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