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2009年04月09日

京都市市立看護短大廃止に批判相次ぐ、経緯不明と市会委員会

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009040800182&genre=A2&area=K00

 京都市が2011年度末で市立看護短大(中京区)を廃止し、佛教大が新設する看護学科の運営に協力する方針を決めたことに対し、8日の市議会教育福祉委員会で「廃止の経緯がよく分からない」などの指摘が相次いだ。他大学からも経過説明を求める質問状が出ており、批判や疑問の声が広がっている。

 市は約1年前から看護短大の在り方を検討していたが、「私学との競合を避け、財政負担も減る」との理由から看護短大を廃止し、11年度開設予定の佛大看護学科が短大教員を受け入れ、市が同学科の学生向けに奨学金制度を創設することにした。この方針が初めて議会に説明された8日の同委員会で、共産党市議が「議員や学生が意見を述べる余地もなく、市のやり方はごう慢」「市立として存続を検討すべき」と訴え、与党市議も「重い決断なのに事前に議会に説明がなかった」と不満を示した。 ……


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