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2009年04月14日

京滋地区、「私立大学父母家計負担実態調査」から見えてくる学生・父母の実態と切実な声

京滋私大教連
 ∟●「私立大学父母家計負担実態調査」から見えてくる学生・父母の実態と切実な声

「私立大学父母家計負担実態調査」から見えてくる
学生・父母の実態と切実な声


 京都私立大学教職員組合公費助成推進会議は、2008年5月から7月にかけて、京滋地区の私立大学・短期大学の学生の父母を対象に、教育費の負担状況等を明らかにするアンケート調査をおこないました。このアンケート調査は1988年から実施し、2008年度で21回目となります。今回は2249名の方々のご協力で、貴重なデータを集めることができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げるとともに、調査結果の概要を報告いたします。

Ⅰ.受験から入学までの費用

 受験から入学までにかかった費用は自宅生で153万7810円(昨年比 -3,093円)、自宅外生で211万2599円(昨年比 +14,130円)となっています。また、「受験から私立大学入学までの費用(自宅外生)」総額の約62%を初年度納付金が占めており、依然として入学時の費用負担が保護者にとって重くなっている実状が浮き彫りになりました。……


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