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2009年04月20日

大学評価学会会員有志、「日韓(韓日)高等教育シンポジウム」開催の呼びかけ

「日韓(韓日)高等教育シンポジウム」開催の呼びかけ

2009年4月

各位

日韓(韓日)高等教育シンポジウム開催の呼びかけ

 陽春の候 みなさま、お変わりなくお過ごしのことと拝察いたします。
 さて、この間、わたしたち、大学評価学会会員有志は大学評価の共同研究に取り組んでおり、昨年5月にメンバーの何人が、大学改革・大学評価の実態調査を目的に、韓国の光州市とソウル市を訪問してまいりました。そして、現地の大学関係者と懇談の機会を得ました。
 そこで、感じたのは、韓国からわたしたちが学ぶべき点が多数あるということと同時に、韓国の大学関係者に日本の経験を伝えるべき点が多数あるということです。それは、例えば、日本を真似て、韓国で導入が検討されている国立大学の法人化であります。このような点で、両国の高等教育関係者が集い、交流することには大きな意義があると考えるものです。
 わたしたちの共同研究では、今年の8月末に韓国から大学関係者(全国教授労働組合、非正規教授労働組合、(職員労組である)全国大学労働組合)を招聘し、研究会を開催する予定です。その機会に、研究会とは別に、より広範な方々と共同して、「日韓(韓日)高等教育シンポジウム」を開催できればと考えるに至りました。その趣旨は、「市民社会のための大学」をどうつくるか、「新自由主義的な大学改革・大学評価」に連帯してどう立ち向かうか、ということです。
 ぜひこのシンポジウムをわたしたちとご一緒に開催していただきたく思います。団体の場合には構成員のみなさまに、この企画をお伝えいただきたく思います。招聘に関わる費用は、共同研究で負担する予定ですので、シンポジウムに関する費用を分担いただければ幸いです。
 どうか企画のご趣旨をご理解いただきまして、わたしたちとご一緒にシンポジウムを開催していただきますようお願いいたします。

呼びかけ人    
碓井 敏正(京都橘大学)    
桔川 純子(日本希望製作所)
重本 直利(龍谷大学)       
細井 克彦(大阪市立大学名誉教授)
望月 太郎(大阪大学)     
事務局(連絡先)
細川 孝(龍谷大学)
Tel・Fax:075(645)8634  
e-mail:hosokawa@biz.ryukoku.ac.jp

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