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2009年05月01日

中央教育審議会の審議動向

http://www.zenshigaku-np.co.jp/others/2009/others2009041321330202.html

夏にもまとめ教育機関としての実質化
産業界のニーズの具体化など審議

【大学分科会大学院部会】
 中央教育審議会大学分科会の第四十二回大学院部会が、三月三十一日、東京・霞が関の合同庁舎で開催された。今回は、中央教育審議会が第五期となって初めての大学院部会のため、(1)部会長の選任が行われたほか、(2)大学院教育の現状についての説明、(3)大学院部会における当面の論点についての説明が行われた。
 部会長選任では、有信睦弘・株式会社東芝顧問が部会長に、中西友子・東京大学大学院教授が副部会長に選任された。
 文部科学省からは、大学院教育の現状について、第四期で積み残した課題および論点として、(1)大学院の教育の実質化、(2)大学院生や博士課程修了者等への進路や経済的支援、(3)大学院の今後の量的規模、(4)大学院大学(特に専門職大学院大学)の在り方、(5)専門職大学院の在り方、(6)その他(修士課程の位置づけ、学部と大学院の専門教育の整理)―が挙げられた。……


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