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2009年05月21日

中央教育審議会の審議動向、定員減の専任教員数など課題に

http://www.zenshigaku-np.co.jp/news/2009/news2009042321340201.html

大学の量的規模
社会システム維持発展に必要な規模検討へ
定員減の専任教員数など課題に

【大学分科会】
 中央教育審議会の第七十八回大学分科会が四月十四日、文部科学省で開かれ、人口減少期における大学の量的規模等について審議した。大学の量的規模については、産業界代表委員を中心に、「どういう機能を持った大学が必要か一旦白紙にして議論すべきだ。各大学の教育と研究の競争力をランキングで示せ」「労働市場を見て高等教育参入者を決めるべきだ。ある程度区切ってどの分野にどのくらいの人材が必要か検討すべきだ」といった意見が聞かれたが、安西分科会長は、「子供の数が減っているのだから大学の数も減らすべきだという声もあるが、将来に向け必要な人材がないという声も聞く。社会人学生も日本は少ない。二十年後の労働力構造がどうなっているのか、それにどうこたえるのか、の視点が必要。量を先に決めておくということではないと思う」と語った。……


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