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2009年05月26日

中教審大学分科会、大学の質保証 比重増す学生の到達度評価

http://www.zenshigaku-np.co.jp/others/2009/others2009050321360202.html

大学の質保証 比重増す学生の到達度評価

設置基準明確化も画一基準適用には否定論

【質保証システム部会】
 中央教育審議会大学分科会の質保証システム部会は四月二十八日、文部科学省内で第二回会合を開き、大学の質保証システムの在り方について荻上紘一委員(独立行政法人大学評価・学位授与機構教授)が英国とEUの取り組みを、前田早苗委員(千葉大学普遍教育センター教授)が米国の状況についてそれぞれ報告した。荻上委員は、質保証は自主的・自立的に行われるべき、としながらも、大学間には能力差があり、自主的・自立的質保証には程遠い状況で、シラバスやGPA、FDなどの実質化が図られていないこと、義務の自己点検・評価結果を公表すらしていない大学があり、ペナルティーも課されていないことなどを指摘、質保証に向け設置基準の具体化・明確化を早急に進めるよう求めた。……


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