研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2009年06月26日

損賠請求、和歌山大学の教授 学部長などから嫌がらせと

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090626k0000m040099000c.html

 学部教授会や学部長から不当な処分や嫌がらせを受けたなどとして、和歌山大学システム工学部の男性教授(52)が大学などを相手取り、500万円を支払うよう求める損害賠償請求を和歌山地裁に起こしていたことが、25日分かった。

 訴状などによると、教授は02~03年、指導する学生に対し暴力行為をしたなどとして、大学から04年に停職処分を受けた。一方、学部教授会は03年、学生の指導から3年間外すことなどを決定。学部長(当時)は04~08年、学外からの教授への委員委嘱依頼を勝手に断るなどし、大学も適切な措置をとらなかったとしている。教授は「教授会の決定は二重の懲戒処分」などとしている。

 既に不調に終わった調停で、大学側は「教授会の決定は懲戒処分と性格が違い、嫌がらせは事実無根」と主張していた。当時の学部長と大学は「訴状を見ていないので、コメントできない」としている。


|