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2009年07月15日

北陸大学教職組、当局側の「ウソつきの例」

北陸大学教職員組合
 ∟●組合ニュース、第288号

ウソつきの例

…(中略)…

 話替わって薬局研修。当初は「出向」だったが、研修に変わり、「理解していただける人に」が実質、業務命令に変化した。「研修」は、まるで、実態が「職員専用」であるエレベーターを「来客専用」と言いなしているのと同じに見える。「薬局委員会」なるものが設置されたらしいが、そうなると益々、組織的粉飾の様相を呈する。
 中労委の和解についても同様の塗り込み行為があった。すなわち、法人は、和解条項を和解締結後にねじ曲げようとしたのである。同様の法人の歪曲行為は、組合ニュースを読み返すと何度も目に留まる。例えば同第167号では、初谷教授の地位保全仮処分命令決定書の内容を歪曲した状況を明瞭に指摘している。事後に、あれはこうだったと、事実をねじ曲げ、自己を正当化する恥知らずな行為は、6年制担当外しの不当労働行為事件の労働委員会における主張でも、解雇無効確認訴訟でも、法人側が繰り返し使っている手法である。
 文科省への虚偽報告という例も数回ある。マスコミでも取り上げられた。一例は、サウンドトラック建設当時、文科省の視察の際に、2階に上がる階段を青いシートで蔽い、視察団の行く手を阻んで隠蔽工作を行ったと言われる件である。
……


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