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2009年09月02日

懲戒処分取り消し訴訟 鹿大が答弁書、争う姿勢-初弁論

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090828ddlk46040494000c.html

 鹿児島大大学院医歯学総合研究科の教授が、懲戒処分決定前に処分方針を発表され「名誉を傷つけられた」として、大学に慰謝料5000万円などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、鹿児島地裁(山之内紀行裁判官)であった。大学側は請求棄却を求める答弁書を提出、争う姿勢を示した。

 訴状によると、教授の機器購入を巡り、大学が4月「同族会社への利益誘導行為があった」として処分方針を公表。教授は「事実認定に間違いがあり、懲戒理由もない」と主張している。

 大学は7月9日、教授に対し出勤停止10日間の懲戒処分を決定。教授側は提訴時、懲戒理由の不存在確認を求めていたが、8月26日付で、請求内容を一部変更。処分無効確認を求めるとした。


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