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2009年10月30日

埼玉女子短期大学不当解雇事件、東京高裁で結審 判決は12月24日

衣川清子さんを支援する会
 ∟●控訴審 無事 終わりました

控訴審 無事 終わりました

衣川さんご本人より報告:

本日の口頭弁論へのご参加ありがとうございました。
おかげさまで法廷の傍聴席がほとんど埋まるまでに傍聴者が集まり、学園側の2名が圧倒されていました。学園側弁護士の西本さんが開廷直前に入ってきて、私の顔を見て「すごいね」と一言言いました。
こちらの瀬野弁護士が5分、私が3分いただいて話しました。

残念だったのはこちらが申請した2名の証人(東郷先生と卒業生1名)が「これまでかなり証拠は出ており、二人は陳述書も書いているので必要はない」との理由で認められなかったことでした。
そして結審となり、判決日が12月24日(木)14:50と指定されました。

とはいえ、まだ終わったわけではありません。今日傍聴においでいただいた東京争議団の方によりますと、「働きかけは判決当日まで有効」だという気迫が大切だそうです。その方は判決当日まで署名簿を届け、ついに勝訴を勝ち取ったとおっしゃっていました。署名はまだ継続でき、また裁判所への手紙という手段もあるそうです。弁護団ももう1通、書面を提出してくださるそうです。

そして万一12月24日に解雇無効を勝ち取れなかったとしても、そこで「不当判決!」の戦いが始まります。不当な解雇を認めた不当な地裁判決を高裁が踏襲するのではとんでもないことです。判決当日はもっと多くの傍聴者を集め、判決後に弁護士会館で集会を開き、その後打ち上げの忘年会にしようと思います。

本日一つ申し訳なかったのは、弁護団からの説明が終わったのが12時半ごろで、その時間には裁判所近辺にどこにも入れそうな店がなく、お昼を求めてさ迷い歩くことになってしまったことです。反省し、次回はすでに予約しました。弁護士会館地下の中華料理店「鳳鳴春」です。合言葉は「クリスマスイブは裁判所に行って弁護士会館で忘年会」です。ぜひ今から手帳に書きこんでください。よろしくお願いします。


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