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2009年11月26日

日本学生支援機構、学金延滞者の8割超「年収300万未満」

日本学生支援機構

2.調査結果の概要
 (1) 奨学金の返還を延滞した場合には、連帯保証人等本人以外の者による返還が増加するが、高校・高専などで貸与を受けた場合において、割合が高くなる傾向がある。
 (2) 延滞者の職業は、正社員である割合が30%程度しかなく不安定な就業状況にある。
 (3) 延滞者の年収は、300万円未満と回答している者が80%超となっており、高校、短期大学では90%超と低所得者の割合が高い。
 (4) 延滞理由は、 本人の低所得(40.8%)、親の経済困難(37.3%)、本人の借入金の返済(23.8%)など経済的理由をあげるものが多い。 ……

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