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2010年03月04日

東京大学職員組合、国立大学図書館業務への「官民競争入札」(市場化テスト)導入の動きに関する要望書

東京大学職員組合
 ∟●国立大学図書館業務への「官民競争入札」(市場化テスト)導入の動きに関する要望書

国立大学図書館業務への「官民競争入札」(市場化テスト)導入の動きに関する要望書

 平素より国立大学の発展にご尽力されていることに敬意を表します。
 ご存知の通り、内閣府の官民競争入札等監理委員会 公共サービス改革小委員会 国立大学法人分科会において、平成22 年6 月の公共サービス改革基本方針(根拠法「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」(略称「公共サービス改革法」)(平成18 年法律第51 号))の改定に向け、国立大学の事務(施設の管理運営・図書館業務)が公共サービス見直しの対象分野に上げられ、検討が進められております。2 月には首都圏7 大学(東京、東京医科歯科、東京学芸、東京工業、お茶の水女子、一橋、政策研究大学院)を対象にヒアリングが実施され、また「国立大学法人における公共サービスの改革状況に関する調査について」というアンケート調査が各大学に対して行われました。
 私たち東京大学職員組合なかんずく図書館職員部会は、下記に述べるような理由から、「官民競争入札」導入に強く反対しております。つきましては、貴協会に対し緊急に以下のことを要望いたします。

<要望>
1. 国立大学協会として、「官民競争入札」導入に反対の態度表明をしていただきたい。
2. 国立大学図書館への「官民競争入札」導入に反対し、阻止していただきたい。

<理由>……


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