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2012年02月18日

「嶋田ミカさんの雇用継続を求める会」、和解報告会について報告

 大変遅くなりましたが、2012年1月16日の和解報告会について報告します。

 平日のお忙しい時間帯にもかかわらず、会場には60名を超える方々が来てくださいました。
 弁護団から和解の内容、和解の持つ意味の説明がありました。特に使用者が初回更新時の更新を拒否したことを撤回し、事実上の「職場復帰」を実現する和解内容であったことは、最近の非正規労働者に対して厳しい司法判断が続き、また、勝訴しても金銭解決にとどまり、職場復帰を果たせない事例が多い中では、画期的であったとのことです。続いて、支援してくださった龍谷大学教職員組合員長、京滋地区私立大学教職員組合書記長、大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会実行委員会、裁判での証言実現には至りませんでしたが、原告側証人予定のお二人からの話、質疑応答に続いて、最後に当会代表田中宏が、当事者が声を上げることの重要性を話し、報告会は終わりました。引き続きの懇親会では参加者が一言ずつそれぞれの想いを語りました。支援者の皆さんの祝福の気持ちにあふれた温かな会でした。

 報告会の様子は、京都民報で詳しく報道されましたのでご覧ください。(http://www.kyoto-minpo.net/archives/2012/01/17/post_8479.php
 また、会のHP(http://skoyokeizoku.jimdo.com/)にもUPしています。
 嶋田さんは1月25日から龍谷大学アフラシア多文化社会研究センターのリサーチアシスタントとして、職場復帰を果たしました。温かく迎えていただき楽しく働いています。

 次に第3回「なんで有期雇用なん!?」集会のお知らせです。今年の集会では嶋田さんが勝利和解の報告を行います。関西の大学には今年度末もまた、雇い止めに瀕している仲間がたくさんいます。彼らを支えるためにも、皆さんのお越しをお待ちしています。

■日時 2012年2月25日(土) 13:00~16:30(12:30開場)
■会場:京都精華大学 明窓館M-104 参加費:1000円+カンパ
■集会内容:◇現場報告 ◇模擬団交 ◇ゲスト発言 ◇ビデオ上映 ◇有期雇用法制について

◆集会終了後、出町柳駅前から京都大学正門までデモ行進(17:30頃スタート)。
◆18:30頃から、京都大学構内の「文学部学生控室」にて軽食と飲み物で交流会。
 詳しいことは、なんなんブログhttp://nandenan0227.blogspot.com/をご覧ください。
★嶋田さんが呼び掛け文を書いたチラシは[こちら]からダウンロードできます
https://docs.google.com/open?id=0B3Lu3ytZOfEQZDU0ZWFhYjctY2EyZi00MDU4LWE5NWMtNDk5MzE0ZGRhMTFi


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