研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2012年05月02日

東京女学館大、閉校へ 来年度から募集停止

朝日新聞(2012年4月30日)

 東京女学館大学(東京都町田市)を運営する学校法人東京女学館の理事会は、同大の学生募集を来年度から停止することを決めた。現在の1年生が卒業する2016年3月で閉校する方針だ。決定は4月21日付。学生の定員割れが続き、約25億円の累積赤字があるという。東京・広尾にある小中高校は、運営を続ける。

 理事会は4月下旬、教職員や文部科学省に大学閉校の方針を伝え、学生らに通知文を発送した。5月1日からは、学内で学生らへの説明会を始める予定。教授会は「教授会に何も知らせないまま決めた」として、募集停止の撤回を求めている。

 同大は、1956年に開設された短大を前身とし、02年に国際教養学部のみの4年制大学となった。初年度納付金が179万円と、女子大の中では高めだ。

 4年制の開校以来、定員割れが続き、今年度は定員を前年度より20人少ない95人にしたが、入学者は52人だった。


[同ニュース]
東京女学館大:閉校へ…来春の学生募集を停止
東京女学館、4年制大を閉校へ…来春の募集停止
東京女学館大学、開学以来の定員割れで閉学へ

|