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2013年05月17日

北海道内の大学、労働トラブル続出 18日、緊急シンポ

朝日新聞(2013年5月16日)

 北海道内の大学で、教職員の身分や大学運営などをめぐる労働事件が次々と起きている。解雇された教員が裁判を起こしたり、理事会の大学運営を批判して教職員組合が道労働委員会に救済の申し立てをしたり。相次ぐトラブルを受けて、18日には札幌市内で緊急シンポジウムも開かれる。

 1950年に短大として開学し、看護師や助産師を数多く育ててきた天使大学(札幌市東区)。2011年に教職員が組合を結成し、同年末、道労委に不当労働行為の救済申し立てをした。

 組合側によると、10年の学長選で学長が交代し、敗れた前学長が理事長を務める理事会が、教員側の意向や手続きを無視して各種の規程を改正するなどしたため、危機感を抱いた教職員が組合を結成した。……


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