研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2013年05月10日

募集停止や統廃合加速 法科大学院

■日経(2013/5/8)

 法科大学院を巡っては、修了者の司法試験合格率が低迷し、学生離れの動きが強まるなか、募集停止や統廃合の動きが加速している。

 姫路独協大は2011年春から学生募集を停止し、今年3月に廃止された。今年度は明治学院大、駿河台大、神戸学院大、大宮法科大学院大の4校が学生募集を停止。東北学院大も14年度から募集をやめる。桐蔭横浜大と大宮法科大学院大は16年度をめどに統合予定だ。

 法科大学院修了者の合格率は単年度で見ると09年以降20%台が続いており、累積でも5割程度にとどまっている。

 政府の法曹養成制度検討会議は4月にまとめた中間提言で、法科大学院の統廃合や定員削減の必要性を指摘し、合格実績などを踏まえた補助金削減などに言及した。


|