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2013年05月30日

桐蔭横浜大、元教員2人仮処分申請 「解雇不当」地位保全など求め

毎日新聞(2013年05月28日)

 桐蔭横浜大学(横浜市青葉区)の教員ら5人が、懲戒処分の無効確認を求めている訴訟に絡み、今年3月に大学を解雇された元教員2人が27日、大学を運営する学校法人桐蔭学園を相手取り、「解雇理由が明確になっておらず、処分は不当」として地位保全と賃金の仮払いを求める仮処分を横浜地裁に申請した。

 申請したのは、同大スポーツ健康政策学部の元学部長(53)と元学科長(52)の2人。

 申立書によると、昨年10月の保護者説明会で、学生3人が学校生活の窮状を告発する文書を配布しようとした騒動を巡り、学生の側に立った教員5人がけん責処分を受けた。このうち元学部長ら2人は1月、「一部の保護者や学生を巻き込み、大学運営を妨害した」として解雇を予告され、3月に解雇された。

 同学園は「内容を見ていないのでコメントできないが、解雇は正当な理由がある」としている。


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