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2013年07月12日

北大、2012年度の1.6倍も賃金減額 山口学長、早くも選挙公約を棚上げ!!

北大職組
 ∟●臨時特例の2013年度賃金減額問題 ビラ №3

2012年度の1.6倍も賃金減額!! 山口学長、早くも選挙公約を棚上げ!!

2013 年度臨時特例の賃金減額交渉、決裂

 臨時特例の2013年度賃金減額問題に関する団体交渉は第1回5月 24 日、第2回6月4日、第3回6月 21 日、第4回7月2日と回を重ね、最後の第4回で決裂しました。団交の結果、当初の7月1日実施から8月1日実施へと、減額開始が1ヵ月遅れることになりました。

教職員の負担、2012 年度の 1.6 倍!!

 第1表を見てください。北大の説明では、2012 年度も2013 年度も文科省による運営費交付金の減額は 19.6 億円だそうです。その減額分に対処するため、両年度とも北大の負担分を「学長室等事業推進経費」と「中期目標達成強化経費」(この二つを合わせて学長裁量経費と理解して良いとのこと)から捻出するとしました。
 2012 年度は年度末に至り、結果的に北大の負担が13.9億円、教職員の負担が 5.7 億円になりました。2013 年度は当初、北大の負担が8.6 億円、教職員の負担が11.0 億円でしたが、団交を重ねて組合が要求を繰り返したところ、北大負担10.43 億円、教職員負担9.17 億円になりました。教職員負担が1.83 億円減りましたが、これは団交の成果です。しかし、教職員の負担つまり賃金減額分は2012 年度より1.6 倍も多くなっています。……


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