研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2013年10月01日

大阪府大学教職員組合、大会決議

大阪府大学教職員組合
 ∟●大会決議

大 会 決 議

 教職員の労働環境が給与の特例減額、退職手当の引き下げと人員削減などによってますます厳しくなってきている中、大阪府大学教職員組合 2013 年度定期大会は、「大阪都構想」に翻弄され、大阪府市統合本部による大学統合の押しつけの下で、度重なる「大学改革」に疲弊しながらも、業務量の増大に向き合うすべての組合員の現状変革への熱い願いとともに開催されました。

 大阪市立大学との統合へ向けたトップダウンの策動は、教職員・学生への情報の公開を制限し民主的な議論を妨げるだけでなく、大阪府民の期待とともに発展してきた大阪府立大学の使命を踏みにじるものです。府大教は、高等教育と学術文化の発展を担う大阪府立大学が、府民をはじめ多くの国民が求める「公立大学」の使命を果たすため、拙速な大学統合に反対します。大学の自主性・自律性を発揮するためにも、十分な情報公開による民主的な議論を深め、叡智を結集して真の大学改革を目指しましょう。

 府大教は、労働運動の長い歴史の中で労働者自らが勝ち得た団結する権利を尊び、すべての教職員の団 結の下、教育研究環境と勤務労働条件の改善に向けて力強く前進していくことを決議します。

 「自ら大阪府立大学を守り、働く条件を改善するために組合加入を!」をスローガンに、共に頑張りましょう。

2013 年 8 月 26 日

大阪府大学教職員組合 2013 年度定期大会

|