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2013年10月04日

段階評価の新共通テスト創設、センター試験に代え-再生会議原案

時事通信(2013/10/03)

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は3日までに、1点刻みの大学入試センター試験に代え結果を段階別に示す新しい共通テストと、在学中に学習到達度を測るテストの2種類を創設することを柱とした大学入試改革の原案をまとめた。
 11日の会議で議論し、11月中にも安倍晋三首相へ提言する方針。どちらのテストも複数回受けられるようにする方向だが、具体的な制度設計などは中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)でさらに議論する。
 現役の高校生への影響を避けるため、導入時期は早くても5~6年後になる見通し。
 センター試験に代わる新テストは、受験生を段階別の点数グループに分けて評価。各大学は結果を基に、論文や面接などを加味して入学者を選抜する。
 到達度を測る新テストは、基礎的な学力の到達度を確かめる。希望者のみが受験し、大学入試や高校卒業認定には使わない方針という。

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