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2013年11月20日

関西学院大学障害学生支援コーディネーター雇止め解雇事件報告会開催

レイバーネット
 ∟●関西学院大学障害学生支援コーディネーター雇止め解雇事件報告会開催

関西学院大学障害学生支援コーディネーター雇止め解雇事件報告会開催

〈次なる闘いに向け、4年に渡る関学事件を総括〉

11月9日(土)山西福祉記念会館(大阪)にて、関西学院大学障害学生支援コーディネーター雇止め解雇事件報告会が開催され、約140名の参加者が集まりました。

障害のある学生の支援コーディネーターであった非正規職員が、上限4年の有期雇用を理由に雇止め解雇になったこの事件は、2012年11月、中労委により全面棄却の命令が交付されました。その後、団交を再開したものの、関西学院大学には事件を解決する気が全くなく、さらに居直るありさまでした。

2011年、再審査を申し立てた中労委での初回審査の日、労働者委員から開口一番「この手の事件は新幹線代の方がもったいない」と言われました。そして中労委命令の結果は、全面棄却。中労委の労働者委員が、「有期雇用に勝ち目なし。闘うだけ無駄」と思っている現実を身をもって体験しました。激しい怒りを覚えながらも、「しかし、有期雇用労働者自身が本気で怒り、立ち上がる運動が育っていない現状では、このような結果が出るのも仕方ない」と現実を受け止めました。関学事件に固執するのではなく、有期雇用労働者の運動を育てていくことに自身のエネルギーを注ぎたいと考えるようになり、一旦ここで約4年に渡る闘いの総括をすることにしました。…以下,省略…


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