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2014年01月08日

福岡教育大准教授を戒告、授業外活動に参加強要

読売新聞(2014年1月7日 )

 福岡教育大(福岡県宗像市)は6日、授業外の活動への参加を学生に強要するアカデミック・ハラスメント(嫌がらせ)を行ったとして、教育学部の50歳代の男性准教授を同日付で戒告の懲戒処分としたと発表した。

 発表によると、准教授は2012年3月と同6月、担当する授業で、本来課すべきでない授業外の活動に参加しないと単位を取らせないという趣旨の発言をして、学生に参加を強要したという。

 大学が学生から相談を受けて発覚。学内の調査委員会が調査し、事実を確認した。大学によると准教授は大筋で認めているという。寺尾慎一学長は「同様の不祥事が二度と起こらないよう信頼の回復に努める」としている。


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