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2014年01月14日

刑事告訴された前副学長と新大が和解

刑事告訴された前副学長と新大が和解

 新潟大学に刑事告訴された前の副学長が「名誉を傷つけられた」として大学に損害賠償を求めていた裁判で10日、和解が成立した。

 この裁判は、新潟大学の永山庸男教授が大学を相手取り慰謝料など約1100万円の損害賠償を求めていたもの。学長の公印を無断で使い高額な医療装置を契約したとして、大学が永山教授を刑事告訴したが、検察は去年3月、嫌疑不十分で不起訴処分としていた。  
 この裁判で大学側が職務停止命令を撤回、永山教授は請求を見送ることで合意し10日、和解が成立した。永山教授の代理人は「裁判所は契約が独断でないとの認識で、実質的に名誉回復できた」とコメントしている。


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