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2014年01月18日

山口大、学部長の選考方法を変更 学長含む役員会が決定

日経新聞(2014/1/17)

 山口大学は16日、学部長と研究科長の選考方法を変更すると発表した。従来は学部や研究科の教授会が選び学長が追認していたが、4月からは学長を含む役員会が決める。学長がリーダーシップを発揮し、大学全体で将来のビジョンを共有して特色ある大学を目指す。このような選考方法は国立大学法人の総合大学では珍しいという。

 役員会は学長と5人の理事で構成する。新たな選考方法は学部、研究科が複数の候補適任者を学長に推薦。学長は所信表明の提出を求め、役員が面接をする。その上で役員会で決定し、学長が任命する。同大には8学部、9研究科があり、一部は学部長が研究科長を兼務している。

 また、学部長、研究科長の在任期間は原則4年までとする。従来は任期は2年で再任の限度は学部などがそれぞれ個別に設定していた。4月以降も任期2年は変わらないが再任は1回までとなる。


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