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2014年02月18日

「セクハラなどない」元教授が鹿大を提訴 鹿児島地裁

西日本新聞(2014年02月17日)

 鹿児島大学で教え子にセクハラやアカデミックハラスメント(アカハラ)をしたとして諭旨解雇された教育学部の元教授男性が、処分を不服として、大学などを相手に教授としての地位確認や慰謝料を求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。提訴は1月31日付。
 訴状によると、大学側は2010年12月、学生や教員に対するセクハラやアカハラ、パワハラがあったとして元教授を諭旨解雇処分とし、退職願を提出するよう勧告。元教授は11年2月に退職した。元教授は「セクハラやアカハラなどの事実はなく、具体的な内容を知らせず処分したのは違法だ」と主張。未払いの給与と賞与、慰謝料計約3670万円も請求した。大学側は、処分は適正だったとした上で「訴状を精査して対応を検討する」としている。

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