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2014年02月22日

常葉学園、補助金不正受給を認める

■中日新聞(2014年2月20日)

補助金不正受給 常葉学園認める

26日、事実関係公表へ

 常葉大短期大学部(静岡市薬区)が国の補助金を不正受給したとして同学部の男性准教授が内部告発した問題で、大学を運営する常葉学園本部は十九日、中日新聞の取材に不正受給を認めた。二十六日に静岡県庁で会見し、事実関係を公表する。
 担当者は「シラバス(授業計画)に記載されたのとは違う人が授業していた。内部告発の事実はあった。会見で再発防止策などを発表する」と話した。
 告発によると、同学部は常葉学園短大だった二〇〇二~〇四年、週七回のコンピューター関連の授業をしたのは助手だったのに元教授がしたと偽って文部科学省に申請。三年間で少なくと三百六十万円の補助金を受け取ったとされる。
 学園本部は外部識者らからなる調査委員会を設け、事案関係をまとめた報告書を昨年五月に理事長に提出した。調査委で元教授は授業していないことを認めたが、助手から報告を受けていたので問題ないとの認識を示していた。


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